移住にあたって、ビザの取得と同じくらい大変なのが、
引越しの準備。
夫の会社から海外赴任の手引きが一応渡されたのですが、
もちろんほぼすべて自分たちで手配・準備しなければいけません。
本当に簡易な項目だけでも以下のような準備が必要で、
自家用車がある人や、持ち家がある人、子どもが就学している場合などは
それらの手続きも加わるので本当にやることが沢山あります。
<3ヶ月前>
・赴任・資金計画
・賃貸契約の解除・精算手続き
・健康診断や人間ドックの受診
・語学の勉強、講座受講
・引っ越し(家財の仕分け計画)
・旅券(パスポート)の取得/更新
・ペットの手続き(我が家も泣く泣く老猫を妹家族に託しました)
<2ヶ月前>
・保育園退園届け
・生命保険・損保の見直しと確認
・歯の検査・治療
・予防接種記録や母子手帳の英訳手配
・症状経過診断書・英文処方箋などの取得手配
<1ヶ月半前>
・銀行の海外サービス申し込みや口座の解約
・現地で引き出し可能なカードの取得(現地でのクレジットカード申し込み
・引っ越し運送業者への申込み、見積り依頼
・荷物の譲渡や処分、メルカリでの販売など
・一時滞在先手配(ホテルや実家など)
・インターネット、プロバイダの解約手続き
・現地での家探し、情報収集(インターネットにて)
<1ヶ月前>
・国際運転免許証の取得
・アメリカ持参するものの購入
・銀行、保険などの住所変更届け
・アメリカの銀行口座への送金(我が家の場合、すでにアメリカに口座があったのでできました)
・航空券の手配依頼(夫の会社へ)
・アメリカでのレンタカー、ホテルの手配
<2週間前ぐらい>
・水道、ガス、電気の解約・精算
・郵便物の転送届
・国外転出届
<直前>
・家の掃除
・荷造り
・空港への配送サービス手配
・PCRテスト予約
個人的に、本当に面倒だったのは、家財の仕分け。
家中のものをエクセルにリスト化し、
処分するのか、持って行くのか。
処分するとしたら、売るのか、捨てるのか(粗大ごみでの処理が必要なのか)。
持って行くものは、
船便で運ぶのか、航空便で運ぶのか、手持ちするのか、
そしてそれぞれいくらの価値の物なのか。
仕事を辞めた後も毎日、パソコンを開いて常にリストをアップデートしていたので、
まだ仕事をしているような気分になりました・・・。
船便、航空便、手持ち、それぞれリミットと送れるものも違い、
船便は到着まで3~4か月、航空便は2~3週間かかるので、
アメリカに行った後の生活や
こちらでギリギリまで使うものなども想像して
仕分けしなければいけないのも大変でした。
引越しは通常、海外便だと2日にわたって行うらしいのですが、
3月4月の繁忙期ということもあり、我が家は3月上旬に1回目の引っ越しで
船便で送るほとんどのものを持って行ってもらうことに。
最後、アメリカの関税に提出する荷物リストや保険の金額も
エクセルでリスト化していたことで、あまり時間かからず作成することができ、
大変だったけど、予めやっておいてよかったな、と思います。
もし、海外への引っ越し(国内引越しでも)の予定がある方は
エクセル駆使する方法、おすすめします。