40歳からの私のチャレンジーアメリカニューメキシコ生活

アメリカ人の夫と一人娘との3人家族。東京暮らし→2022年40歳でアメリカニューメキシコへ。そんな私の日記です。

ご近所さん

今回の話、少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。

 

我が家は住宅街の一軒家をレンタルして暮らしています。

日本にいる時に、夫がインターネットで見つけてオンラインで内見して決めました。

 

とにかく治安が一番で、

オンライン内見の際に、直近までこの家に1年間住んでいた大家に

治安やご近所さんの話を聞いたのですが、

治安も良く、公園も遠くなく沢山ある、ご近所さんも子育て中の人が

隣にも、斜め向かいにもいるわよ。

ということで、それも安心材料になって契約しました。

 

実際に引っ越してもうすぐ3か月。

引っ越してきて、色々と雑な作りの住宅で、買いはしないかな…という感じ

ですが、立地も良く、庭も広く、まぁまぁ気に入っています。

ただ、正直、ご近所づきあいはゼロに近いです。

 

左隣は、お巡りさん家族で子ども二人。でもほぼ見かけたことも話したことなし。

右隣は、退役軍人の耳の遠いおじいさんとろくでもない孫。

この孫は、とにかく安っぽいヤンキーみたいな感じで、30歳にもなるのに、

おじいさんの家に居候。庭でたばこ吸ったり大麻吸ったり…。

夫はたまにおじいさんとは話すみたいだけど、できればこの孫とは関わりたくない。

お向かいは、50代の男性一人暮らしで、子ども・ペット(犬)にあまり優しくない

という話を聞いて、一度、Hi!と挨拶したのみ。

 

大家さんが

我が家の娘と誕生日1週間違いの男の子がいるよ!と言っていた斜め向かいさんは、

仲良くなれたら!と思っていました。

 

この家族、

旦那さん(片道1時間半離れたところに通勤しているジムトレーナー)

奥さん(専業主婦)

息子①(3歳。我が家の娘と誕生日1週間違い)

息子②(1歳未満の赤ちゃん)

敬虔なクリスチャンということもあり、子どもは家庭で面倒見て、

今後もホームスクーリングさせるつもりという家族。

 

旦那さんは仕事と通勤であまり家におらず、

奥さん一人で子どもの面倒を見ているようでした。

よく、息子①がガレージのシャッターを開けた状態でガレージ内のトランポリンなどで

一人で遊んでいて、外に出かけるたびに

「ハロー!」と声をかけてきていたので、

ある日、奥さんも一緒にいたところに声をかけてみました。

お互いの家族のことなど色々と話をした後に、

「いつでも訪ねてきてね。一緒に遊びましょう!」と言ってくれたので、

それからしばらくして、思い切って訪ねてみました。

 

「今日の午後から旅行に出かけるのだけど、

ベビーシッターお願いしてた人がキャンセルになっちゃって、

今、急いで準備してるの。息子①は裏庭で遊んでるから、良かったら一緒に遊ぶ?」

と言われて、アポなしで来たし、かわいそうだからと思って

「じゃぁ私が裏庭で子どもたち一緒に見てるから、その間、準備しちゃいなよ」

と、1時間半くらい裏庭で3歳児二人を面倒見てあげました。

娘はアメリカに来て、まともにお友達がいな状態だったので、喜んでいて、

この時は単純に、訪ねて良かったなと思いました。

 

しばらく、庭に出てる時に少し立ち話をしたりして、

旦那さんもいる時に、夫がタッパーにスイカを入れて差し入れて

次に、向こうから訪ねてくるきっかけを作ったり

より仲良くなろうと少し努力をしました。

 

ある日、また庭にいたので立ち話をして、

また遊ぼう、今週の金曜日にしよう!

という話になりました。

 

金曜日の朝に、私から

「今日、約束通り大丈夫?」とテキストしたら

「大丈夫だけど、お昼から用事があって11:00にはランチ食べたいから

9:30~10:30ぐらいなら!」と返事がありました。

この時点で「え?約束したよね?一時間だけって??」と思ったのですが、

娘も楽しみにしていたので、しょうがないので1時間だけでも遊ぶことにしました。

前回、私が向こうの家に行ったので、今回は向こうが訪ねてくるということで、

遊ぶ準備をして待っていたのですが、9:30を過ぎても一向に来る気配なく…。

 

9:45過ぎてから、

「下の子が想定外に寝てしまったの!

私はこの子を家で見ていたほうがいいと思うけど、

上の子だけで良かったら少し遊べるわ!」

というテキストが来ました。

 

子どもたちを遊ばせるだけでなくて、親同士も話したり、仲良く楽しい時間を

過ごそうと思っていたのですが、

「あぁ、もうこれは、私と仲良くなるつもりないんだな」

と悟り、娘の為だけに

「赤ちゃんだから仕方ないよね。

私が上の子迎えに行って、うちで遊ばせて時間になったら送り届けてあげるよ」

と、逆に吹っ切れて極上の日本人のやさしさを見せてあげました。

 

結局、1時間半くらい我が家で息子①は遊んでいき、家に送り届けてあげました。

さすが、敬虔なクリスチャンのお家らしく、

彼は家では一切テレビを見たことがない、電池系のおもちゃもない、ということで、

我が家の電気系おもちゃに興奮していました。

 

翌日、初めて向こうからテキストが来たのですが、

「昨日はありがとう。おかげで私の時間が持てたわ!」

という内容で、絶句。

いやいや、私だって”Me Time”ほしいわ!

あなたの時間作るために預かったんじゃないし、

ごめんなさい、次は一緒に遊びましょう!でしょうよ。と。

この話を聞いた、夫や義理母はブチギレ。

人の親切心に付け込んで、利用してるだけだよ、その人。最低な人ね!!と。

 

これ以降、一切の連絡、外に出ていても話しかけるのをやめました。

結局、旦那さんの通勤がそろそろ限界だから、ということで先日、

この家族は引越していきました。

貸したタッパーも返ってくることなく、最後に挨拶もなく。

 

いつでもだれでもウェルカムよ!と言っていたのに、(キリスト教の教え)

こういう一部の人のせいで、クリスチャンは偽善者と言われてしまうんだろうな

と思いました。(キリスト教を批判しているわけではないです)

 

身の危険があるようなご近所トラブルも多いアメリカ。

表立ったトラブルがないだけ平和なのですが、

なんだか寂しいなと思う今日この頃です。

怒鳴り散らすクレーマーという意味の”KAREN”みたいな人いっぱいいるアメリ