我が家の愛犬、百恵さん。
我が家に来て2年が経ち4歳になりました。
77Pound(35kg)もある大きな犬ですが、
性格は猫みたいで1人の時間が大切な静かな犬です。
猫派の私が、人生初飼った犬が百恵で、
最初は慣れるまで大変だったものの、
ドックトレーニングにも行った百恵は
より一層言うことを聞くようになり、
仕事を辞めてからは毎日、百恵と40分程度
トレイルなどに散歩に行くのが私の日課になりました。
根っからの犬派の夫は、
自分で散歩も行かないくせに、
ずっと「二匹目が飼いたい」と言っていて、
その度に
「散歩に連れて行くのは私だし、いろいろ大変だからイヤ」
と却下し続けていたのですが、
先日のテキサス旅行の間、
預かってもらったドッグシッターさんの家で、
他の犬とも仲良くやっている百恵の様子を見て、
夫の「二頭目飼いたい」の気持ちが強くなってしまいました。
そんなこんなで迎えた
先週末の土曜日、買い物に出かけたスーパーの隣の
ペットショップで犬の譲渡会をやっていて、
そこでめちゃくちゃ愛嬌がよく、吠えないこのパピーがいて、
夫の気持ちが高ぶってしまい、
そこにとどめを刺すように、譲渡会の女性が
「この子、今日、前の飼い主から預かったばかり。
前の飼い主、
赤ちゃんが生まれてその子がアレルギーで仕方なく、手放したのよ。
泣いてたわ。
しつけもトイレも、ワクチンも全部終わってるし、
おとなしくていい子よ」と。
それを聞いた夫は
「どう?どう?!」と私に詰め寄ったのでした。
それでも私はNoだったのですが、
譲渡会の女性が
「受け入れるのがハードルが高いようなら、
2週間のフォスター(里親)でもいいよ。それから考えて」
というので、夫が
「僕が毎朝、早く起きて、二頭散歩するよ。
それならできるんじゃない?!」
とさらにキラキラした目で言うので、
たまたまその日、
機嫌が良かった私は思わず受け入れてしまったのでした…。
預かって5日目。
もう心が折れています。
とってもかわいいパピー。
でも、やっぱりパピーはパピー。
心を許したのか、2日目あたりから態度が変わって、
イタズラはするし、カマッテカマッテがすごいし。
何よりも、先住犬の百恵がちょっと荒れていて、
遊んで欲しいパピーをウザがって、喧嘩多発。
そこに5歳の娘も加わって、常に目を離せない状態になってしまって。
夫は約束通り、散歩に毎朝連れて行ってくれるようになり、
その分の負担は軽減したものの、
娘のスクールや習い事、お友だちとの約束、
その合間合間に帰ってきては、パピーをおしっこに出すという
仕事が増えてしまいました。
(外に働きに出るという話を夫といていたばかりなのに)
この子はきっと、
子どもがいない又は大きいカップルの家とかにもらわれて、
常にかわいいかわいいってしてもらえる環境がベストなのではないか
と私は9割方フォスターどまりだな、と確信しているのですが、
夫が諦められるかどうか…。
しばらく様子見です。
やっぱり、命を預かるっていうのは
簡単にはできないことで、色々な犠牲も受け入れないといけない
そう再認識しています。