アメリカには、日本ではあまり聞かない
Podiatrist(Podiatry)という足専門医(足病医学)います。
実は、先日、その足専門医にかかりました。
13歳の頃に痛み出した足の甲の内側部分。
3歳からモダンバレエを習っていて、どうにも痛いので、
その当時、整形外科にかかったら「バレエはやめたほうがいいね」とのことで、
バレエを辞めて、だいぶ改善されたものの、
それから年に2回~3回程度、たくさん歩くと痛み出し、
その都度、湿布などを貼り、3日ほどで痛みが引くということを
30年繰り返してきました。
ところが10月に入り、
忙しくしていたある日の朝、急に痛み出し、どんどん悪化。
足を引きずって歩き、靴も履けないほどの痛み(!!)が2週間ほど続きました。
こんな痛みは経験したことがなかったので、
プライマリードクター(かかりつけ医)に行き、X線を撮ってもらい、
足の専門医師へ行くことに。
その予約を取る前に、かかりつけ医から電話がかかってきて、
「X線見たら骨の間にCyst(のう胞)のようなものがあるから、
X線だけじゃわからないからCTも予約とって、撮ってもらって」
と。ビビる。
こんな時、アメリカが面倒くさいのが、
自分で”それぞれ”全部予約を取らなければいけないこと。
足専門医とCTと、それぞれ別の窓口に電話をかけて、予約を取り、
(医療系を電話で英語でやり取りするという高難度の技)
本当はCT撮って、その後足専門医という流れがベストなのに、
CTは12月中旬まで予約が取れず、
とりあえず足専門医に行く、という流れになりました。
で、専門家に診てもらった結果
「外傷後関節炎」&「変形性関節症」ということが判明。
ひとつの足の関節がクッションがなくなった状態で固まっていて、
それによって他の関節に全てのパワーがかかり、
そこの骨が変形してしまっているそうで、
年々ひどくなるという…。
治療法としては
その①サポートのため、それ用の靴の中敷きとか使って対処療法
その②ステロイド注射
その③手術
の三つ。
とりあえず①から始めて、手術は回避したいなという話をして
帰ってきました。
そして、専門医には「CT見ても一緒だからCTいらないよ」と言われて、
あんなに苦労してとったCTの予約を、キャンセルしました…。
これまでのすべての流れ・医師などとのやり取り、
夫なしで自分だけでやったこと、
誇りに思いつつも
30年も、ずっと痛いのに、
なんでアメリカに来たとたんに悪化するん。
と自分を呪いたくなっている今日この頃です。