40歳からの私のチャレンジーアメリカニューメキシコ生活

アメリカ人の夫と一人娘との3人家族。東京暮らし→2022年40歳でアメリカニューメキシコへ。そんな私の日記です。

【アメリカの足専門医】Podiatristにかかった話

アメリカには、日本ではあまり聞かない

Podiatrist(Podiatry)という足専門医(足病医学)います。

実は、先日、その足専門医にかかりました。

 

13歳の頃に痛み出した足の甲の内側部分。

3歳からモダンバレエを習っていて、どうにも痛いので、

その当時、整形外科にかかったら「バレエはやめたほうがいいね」とのことで、

バレエを辞めて、だいぶ改善されたものの、

それから年に2回~3回程度、たくさん歩くと痛み出し、

その都度、湿布などを貼り、3日ほどで痛みが引くということを

30年繰り返してきました。

 

ところが10月に入り、

忙しくしていたある日の朝、急に痛み出し、どんどん悪化。

足を引きずって歩き、靴も履けないほどの痛み(!!)が2週間ほど続きました。

 

こんな痛みは経験したことがなかったので、

プライマリードクター(かかりつけ医)に行き、X線を撮ってもらい、

足の専門医師へ行くことに。

その予約を取る前に、かかりつけ医から電話がかかってきて、

X線見たら骨の間にCyst(のう胞)のようなものがあるから、

X線だけじゃわからないからCTも予約とって、撮ってもらって」

と。ビビる。

 

こんな時、アメリカが面倒くさいのが、

自分で”それぞれ”全部予約を取らなければいけないこと。

足専門医とCTと、それぞれ別の窓口に電話をかけて、予約を取り、

(医療系を電話で英語でやり取りするという高難度の技

本当はCT撮って、その後足専門医という流れがベストなのに、

CTは12月中旬まで予約が取れず、

とりあえず足専門医に行く、という流れになりました。

 

で、専門家に診てもらった結果

「外傷後関節炎」&「変形性関節症」ということが判明。

ひとつの足の関節がクッションがなくなった状態で固まっていて、

それによって他の関節に全てのパワーがかかり、

そこの骨が変形してしまっているそうで、

年々ひどくなるという…。

右足のX線写真。緑矢印のところがのう胞疑われた部分。実際は骨が変形している。

治療法としては

その①サポートのため、それ用の靴の中敷きとか使って対処療法

その②ステロイド注射

その③手術

の三つ。

 

とりあえず①から始めて、手術は回避したいなという話をして

帰ってきました。

そして、専門医には「CT見ても一緒だからCTいらないよ」と言われて、

あんなに苦労してとったCTの予約を、キャンセルしました…。

 

これまでのすべての流れ・医師などとのやり取り、

夫なしで自分だけでやったこと、

誇りに思いつつも

30年も、ずっと痛いのに、

なんでアメリカに来たとたんに悪化するん。

と自分を呪いたくなっている今日この頃です。