40歳からの私のチャレンジーアメリカニューメキシコ生活

アメリカ人の夫と一人娘との3人家族。東京暮らし→2022年40歳でアメリカニューメキシコへ。そんな私の日記です。

【バタバタ1週間】改めて感じる夫のハードワーク

先週1週間は、色々忙しい1週間でした。

まず夫が1週間、カルフォルニアへ出張。

ワンオペ育児に加えて、夫の不在中に、

ワシントン州に住む夫のおじさん・おばさんがアメリカ横断旅の途中で

我が家に泊まることになり、その対応に追われた私。

ドラマBreaking Bad好きなおじさん・おばさんの為に、
娘連れて、名所を巡るなどしました。

ドラマの主人公Walter Whiteの家。
ゲートや注意書きが沢山あるのは、
普通に人が住んでいて、観光名所化している事を迷惑がっているから。

 

一泊だけの予定だったものの、

おじさん・おばさんの訪問に娘も大喜びで、結局三泊に延泊。

おじさん・おばさんに会いたい夫も飛行機を1日前倒して、

夜中に帰宅するというドタバタでした。

 

おじさん達が再び旅立った土曜日。

夫は娘を連れて、日本から出張に来た人を食事と観光にアテンドしに。

私は家で洗濯・掃除。

 

3時頃、夫も娘も帰宅して、ようやくほっとするかと思いきや、

夫の元で働いている日本からきた若者3人から連絡が。

 

ニューメキシコ州の南に位置する、観光名所ホワイトサンズ

向かっていたらしいのですが、

「車がガソリン漏れを起こしていて、

小さな町のガソリンスタンドで立ち往生している、どうしよう」と。

 

その車は、レンタカーで、

若者3人のうち一人が短期滞在しているホテルの駐車場に止めていたもの。

夫の指示でとりあえず、レンタカー会社に連絡したものの

「その車は後でレッカーしに行くからそこに置いておいて。

一番近い、系列レンタカー店がエルパソにあるから、

なんとかそこまで行って、新しい車を借りてください」

と言われたらしいです。

ちなみに、エルパソはメキシコとの国境の街で

彼らが立ち往生していた場所から車で2時間半ほどの距離。

田舎の何にもない町。

もちろんUberの車なんか走っているはずがなく、

彼らは途方に暮れていました。

アメリカのカスタマーサービスってすごいよね…

 

アメリカでヒッチハイクなんて危険以外のなにものでもないので、

家に帰宅したばかりの夫は、仕方なし、

彼らが立ち往生している場所まで片道3時間弱ドライブして迎えに行きました。

 

ちなみに、レンタカー会社の推測によると

貸出の検査時点で異常はなかったので、おそらくホテルに駐車中に

何者かがタンクに穴をあけてガソリンを盗み

穴をシールか何かで仮止め、

知らずに走っているうちにシールが取れてガソリンが漏れ出したのではないかと。

ほんと、誰だよ、ガソリン盗んだの…。

 

日本やアジア各国から駐在で来ている夫の元で働く若者たち。

やれ財布を無くした、現金がない(日本から持ってきてない)、

WiFiルーターの設置はどうしたらよいのか、

歯が痛い、病気になった etc…

 

その度に連絡が来て、全て面倒を見ている夫。

本来の仕事に加えて、生活まで面倒を見なきゃいけない姿を見ていて

本当にかわいそうになります。

(そういう付加業務減らすために、事務の日本人女性現地採用したんですが、

その人が全然機能していないという現実…)

 

夫の大変な姿を近くで見ているので、

私も異国の地でワンオペ育児、色々と大変ですが、

頑張ろうと思えるのでした。

 

さ、今週も頑張るぞ!

 

【サマースクール探し】今年もふたたび

明日、日曜日から一週間、夫が出張で不在。

なのに、土曜日の今日もトラブル発生で夫は出勤。

風邪っぽい娘を相変わらずワンオペ育児している今日。(夫もお疲れ)

 

さて、表題の通り、

今年もまだ3月に入ったばかりだというのに、

夏休みどうするかの検討に入っています。

 

というか、再来週からはスプリングブレイクで

スクールが1週間半休み。

どうしようと考えていたら、

あ、そうだ夏休みは?となって調べ始めたら、

もうすでに、サマースクールの申込がスタートしていて

何だったらすでに定員いっぱいなんてところもあって、

急に焦って色々調べ始めたのでした。

 

考えてみたら、去年も2月末には

夏どうするかの検討を始めていたのでした。

blog-lifeofsen.hatenablog.com

 

ネットやママ友に聞きまくって

検討した結果、我が家は今年は

①5月末の2週:自宅育児&行けたらテキサスの夫実家へ行く

②6月:普段通っているスクールのサマースクール

③7月:昨年入ったモンテッソーリ教育のスクールのサマースクール

でいこうかなと思ってます。

 

②は去年はなくて、今年もやるかどうか怪しかったのですが、

昨日、スクールに確認したら「今年はやります」ということ。

月~木の週4、9:00~13:00 という短い時間で、超微妙とは思うものの、

4週間で450ドル+65ドル教材費と安いし、普段行っているスクールなので

お願いしようかと。

 

③はまだエントリーもしてないし、週300ドルと高いけど

去年行ってるし、他に選択肢もないので申し込む予定。

去年通ったサマースクールの風景

アメリカの夏休み期間、とにかく、お金がかかる!

そして、私が住んでいるエリアでは、

Pre-kを受け入れてくれるところがとにかく少なくて、

ほとんどがKまたはGrade1(義務教育開始後)からの受け入れ。

 

日本だとまだ年中-年長の年だから、

家で見てねというのも分かるけど、とにかく期間が2ヵ月半だから!

さすがにきついよね…。

 

学年が上がるにつれ、選択肢は増えるけど、

手の込んだもの、子どもが好きそうなものはほんとに高い。

小学生の子ども二人いる友だちの日本人ママのお家では

毎年夏は予算を8000ドル(日本円に換算すると120万!)取っているとか。

サマースクールだけじゃなくて、旅行とかも含めてだけど、

プログラミングの1週間のサマースクールに

1200ドル(/人)払ったところらしい!(恐)

 

あぁ、お金も体力も奪われる夏がやってくるのね…。

 

さてさて、

その前に、10日間のスプリングブレイク、

何しようかな…。

 

【アメリカの動物病院】愛犬を連れていく

我が家の愛犬、百恵さん。

現在、4歳2ヵ月。

我が家に来てからもうすぐ2年です。

 

実は、先日、

百恵の右の脇腹あたりに固いしこりがあることに気が付き、

動物病院へ連れて行きました。

とはいえ、アメリカ。

直ぐに予約が取れずに、連れていけたのは10日後でした。

 

その間、あぁガンだったらどうしようと、

インターネットで犬のしこりについて、色々と調べて

不安に駆られていたのですが、

連れて行く頃には、しこりはかなり小さくなっていたので、

大丈夫だろうと思いながらも

念のためと思い、予定通り連れて行きました。

 

我が家に来た当初、75パウンド(34kg)だった百恵、

少し太り、前回、動物病院で定期健康診断した時は

77パウンド(35kg)。

年末年始に日本に一時帰国した時に預けたシッターさんに

おやつを沢山もらいすぎたのか、

肥えていて、今回80パウンド(36.3kg)に。

 

甲状腺異常とかでなくガンなどの病気だったら、

痩せるはずだから、増えていて安心。

 

待合室で他の犬、飼い主と交流しつつも

ドキドキして待つ私。

「散歩だと思ってついてきたら病院、何されるのー!!!」

とおそらく思いながら、不安でそわそわする百恵。

 

獣医さんに触診してもらい、様子やら何やら伝えたら

「小さくなっているようならまぁ大丈夫でしょう。

おそらくどこかにぶつけたか何かじゃないかな。

本人が気にして舐めたり、しこりが大きくまたなったりしたら

もう一度来てもらって、生体検査しましょう。」

という回答。まぁ、一安心。

「それより、体重が増えてるから少し気を付けて」

と言われてしまった(汗)

 

その後、肛門絞りをしてもらって、

「はやくここから出してくれ!!」

とドアの前まで私を引っ張っていく百恵をなだめつつお支払い。

 

診察(ただ触診しただけ):80ドル 

肛門絞り:40ドル

+Tax

計120ドル超え!

 

たっか!

 

今、こうしてブログを書いていて思い出したんですが、

しこりに気が付く3日ほど前に、同じ動物病院で

狂犬病の注射(Rabies)をしてもらった百恵。

もしかして…

その注射の跡なんじゃ…。

もし、そうだったら

注射売って、診察に戻って、

ただ、その動物病院にお金落としただけの我が家。

 

まぁ愛犬の健康のためだから、

何もなくて良かったし、

獣医やアシスタントとの専門的なやり取りで

私の経験値も上がったということにして

ポジティブに考えておこう。

お金のかかる女なの、私。
みんなに「What kind of dog?」と聞かれまくるので、ついにDNAテストもした百恵。
アメリカンピットブル、グレイハウンド、オーデシアン・リッジバックetc..
とにかく色々のMixというどうしようもない結果が来た。高かったのに…

【多様性教育】アメリカの図書館を活用したはなし

先日、娘に色々教えなければとブログに書きました。

blog-lifeofsen.hatenablog.com

その中のひとつで、アメリカで生活するのには特に大切な

多様性について、どう教えるか悩んでいると

ママ友に話したら、本で教えるのがいいよ、

というナイスなアドバイスをもらい、

毎週、通っている図書館で顔見知りの司書に

該当する本があるか聞いてみました。

 

20代の若い司書は2人がかりで喜んで

あれやこれやと本をかき集めてくれました。

 

人種や障害、セクシャリティー・ジェンダー

多様性と言っても色々ありますが、

司書がLGBTQ+の当事者(見た目でわかる)ということもあり

勧められた本は全てセクシャリティジェンダーの本。

中身をチェックして、

まだ、5歳の娘には早いかなという物もあったので、

それは省いて読み聞かせすることに。

ゲイ、トランスなど明確に記載してある左上と左下の本は、
いい本だけど、もう少し先に見送り。
右上・真ん中は男の子だけど人魚が好き、女の子だけど黒やブルーが好きといった
個人のし好は自由であってよいという本、右下はDRAG QUEENが踊る内容の本。

Drag Queenの本は、中身は音遊びのような内容で、

娘は楽しみながら聞いていました。

私はDragQueenが大好きなので、

この本が図書館にあることが嬉しい!

日本の図書館だったら、絶対置いていないだろうなと思うので、

そこはアメリカのすごいところ。

 

次回は、他の多様性についての本がないか

また、司書に聞いて、

本の力を借りて少しずつ教えていけたらと思っています。

 

 

【アメリカの小学校選び】公立かチャータースクールか

現在5歳の娘。

今度の夏からエレメンタリースクールのキンダークラス入学です。

日本で年長の歳ですが、グレード1(1年生)の1つ前に

アメリカではキンダークラスというクラスがあり、

そこから義務教育がスタートになります。

 

治安の評判も悪く、

教育も決してレベル高いとは言えないニューメキシコ州ですが、

幸いにも、私が住んでいるリオランチョ市の

公立学校(パブリックスクール)の評判は良く、

娘もこのまま学区内のパブリックスクールに通うことになるかなと

思っていたのですが、

昨年、家から徒歩2分のところに

チャータースクールがオープン。

 

チャータースクールとは

私設のスクールで州から「学校」として認められたスクール

私設ではあるものの「公立」の学校のことを言います。

その点、同じ、私設でも日本でいう「私立」(プライベートスクール)とは

ちょっと異なります。

しかし、各学校で独自のカリキュラムや教育方針があり、

いわゆる市の教育員会の基準・スケジュールには沿わず、

何もかも自分たち「独自」で運営されているので、

そこは「私立」と同じです。

 

ニューメキシコ州では

チャータースクールは学費が「無料」です。その代わり入学は抽選。

プライベートスクールはめっちゃ高いです。

入学はその学校により入試的な面接とかあったり、なかったり。

パブリックスクールはもちろん「無料」で、

申請すれば学区内の子ども誰でも入れます

 

新しくできたチャータースクール、

先日、学校説明会に行ってきました。

実はこの学校、私の犬の散歩コースにあり、一昨年までは

企業が入っていた平屋の大きな建物に設立されました。

昨年、スクールとしてオープンしたとは聞いていたものの、

校庭もないし、外観もオフィスみたいだし、

あまりいい印象がありませんでした。

 

説明会で中に入ってみると、思った以上にきれいで

教室もちゃんと整っている。

校庭も昨年末までにようやく、工事が終わり、

柵で覆われたバスケットボールコートと遊具が出来上がっていました。

教育ポリシー・システムはとてもユニークな印象を受けました。

 

説明・見学をして懸念点が2つ。

①今後どこか別の州に引越しをする可能性がある我が家にとって、

 このユニークなカリキュラムから転校先の学校に娘が順応できるのか

②授業の時間(8時~2時半、金曜日は1時半まで)

1ヵ月半ごとに学期が終わるのでそれ毎に2日の休みがあり、

週末合わせて4連休になるという親(主に私)の負担

 

ただ、私はアメリカで学校に通ったことがないので、

正直、検討するにも基準がない。

 

そこで、説明会には夫も一緒に行ったので、

どうするべきか夫と話し合いました。

夫は逆にチャータースクールが気に入ったようでした。

 

大きな理由は二つ。

パブリックスクールじゃないので、いわゆる「悪童」を退学させることができる

 (チャータースクールには悪いことをするとポイントがたまり、20点になると退学というルールがありました)

②少人数制のクラス(公立は24人~28人程度に対して、15人~18人)

 

アメリカのパブリックスクールに通った夫の声を優先して、

チャータースクールに申込み、抽選の結果を待つことにしました。

結果が出るのは3月中旬。

もし、入れなくても公立学校の評判も悪くないし、

あまり期待しすぎずに待つことにします。

 

ほんとに細かいこと言い出すときりがないほど、

本の学校といろんなことが違うアメリカの学校システム。

一つ一つ、クリアにして、私も順応していかなければなと思います。

これはチャータースクールダメだった時に通う予定のパブリックスクールのHPの写真。
馬のマスコットとか、子どもたち食べてるランチとか、
いろいろ日本とは違ってツッコミどころ満載

 

【英語の勉強】10年経っても上達しない

思い返せば11年前に31歳でオーストラリアにワーホリに行き、

高校卒業以来、改めて勉強し始めた英語

 

帰国してから1年ぐらいは

英会話教室通ったり、英語のラジオ聞いたり、

細々と勉強を続けたものの、

夫と出会ってからは会話ベースで英語を覚え、

仕事や育児にかまけて

ちゃんとした勉強をすることもなく今に至ります。

 

昔から机に向かって勉強!

というよりも

実戦で学ぶ!

タイプの私。

実際、英語力は向上したし、

アメリカで生活もなんとかできているけど、

文法は適当だし、語彙力がないから簡単な単語をつなぎ合わせているだけだし。

 

実際、耳で覚えて自分でも使ってる文章が

なんで文法上そうなっているのかわかっていないものも多い状態。

 

アメリカに来て、仕事をする直前までは

コミュニティカレッジESLクラスに通う気満々だったのに、

謎に数ポイントだけ規定の英語力を上回ってしまったがために入れず、

そのまま仕事を始めてしまったので結局、うやむやに…。

仕事を辞めて、時間に余裕ができたので

最近、英語の勉強を再開しています。

 

と言っても、オーストラリアから日本に帰国した当時、10年前に買って、

少しだけやったままだったテキスト(逆に持ち続けてたのすごい)を

改めて1ページずつ進めているのと、

携帯のアプリの英語学習(Duolingo、ELASA Speak)を

空いた時間にやる程度ですが…。

英語で学ぶ英語。
日本語のテキストだと”過去完了”とか”未来進行形”とかその言葉がまず、難しすぎ。
英語勉強する時は頭の中英語だけにした方が混乱しないので、こっちの方が良い。

中身こんな感じ

ネイティブになりたいわけでも、なれるわけでもないと思っているけれど、

とにかく、「なんて言ったのかな?」とか

「こんな時なんて言ったらいいのかな?」

「テキストメール、なんて送るのが一番いいかな?」

と思うシーンを減らしていきたいです。

 

30歳超えてから英語勉強し始めたけど、

もっと早い時に興味持ってたら、少しは違ったのかな~?

ただの意欲の問題?(笑)

【アメリカで育児】怖くない?!

突然ですが、子育て中のみなさん、

子育てって怖くないですか?

 

私は、最近、怖くてたまらないんです。

よく、子育てってとにかく大変だし、難しいっていうけど、

私はそれを通り越して、恐怖を感じています。

 

だって、人ひとりの人生が、

親である私達の育て方や選択にかかってる。

 

特に、

日本よりも貧富の差や民族・宗教の違いで色々な人が暮らすアメリカでの育児。

ドラッグや銃なども身近にある。

きちんと、「これはダメ」ということを

子どもに教育していかないと

10代になった時に、出来心で間違った方向に行きかねません。

 

学校では、日本のように道徳の授業や生活の授業もなくて、

家庭で親がしっかりとしつけること

そして、環境の良い学校を選んであげること

この二つがとても大切になってくると思っています。

 

そして、これはアメリカでの育児に限ったことではないけれど、

日々の色々な場面で、どうやって子どもに接するべきかとても悩むし、

ついやってしまったこと、言ってしまったことが

後々に影響してきたりしないかと、毎日、不安に駆られています。

 

・どう躾をするか

・どう日本人×アメリカ人としてのアイデンティティを確立させてあげるか

日本語教育どこまでするか

・小学校どこの学校に通わせるか

・個性をどうやって磨いてあげるか

ジェンダーや人種の教育、性教育どうやってするか

etc...

今のプリスクールにはヒスパニック系の子が多く、次に白人、
少数だけどアフリカンアメリカンの子、我が家も含めアジア系の子も。
男の子だけどロングヘアの子もいるし、親が同性カップルという子も。
娘は今はそれを普通にとらえているようだけど、
人種やジェンダーなど質問されたりした時どう答えるか、ちょっと考えておかなければ。

 

考えなければいけない、決めなければいけないことはたくさんあって、

できるだけちゃんと考えて納得のいく選択をしていきたい。

でも、毎日の生活もあって。

 

あぁ、こわいこわい。

 

赤ちゃんだったときは

寝ない、とか

ミルク飲まない、とか

目の前の事に頭を悩まされるけれど

子どもが大きくなると、

先の事にも頭を悩まされるものなんですね…。