40歳からの私のチャレンジーアメリカニューメキシコ生活

アメリカ人の夫と一人娘との3人家族。東京暮らし→2022年40歳でアメリカニューメキシコへ。そんな私の日記です。

【アメリカの小学校選び】公立かチャータースクールか

現在5歳の娘。

今度の夏からエレメンタリースクールのキンダークラス入学です。

日本で年長の歳ですが、グレード1(1年生)の1つ前に

アメリカではキンダークラスというクラスがあり、

そこから義務教育がスタートになります。

 

治安の評判も悪く、

教育も決してレベル高いとは言えないニューメキシコ州ですが、

幸いにも、私が住んでいるリオランチョ市の

公立学校(パブリックスクール)の評判は良く、

娘もこのまま学区内のパブリックスクールに通うことになるかなと

思っていたのですが、

昨年、家から徒歩2分のところに

チャータースクールがオープン。

 

チャータースクールとは

私設のスクールで州から「学校」として認められたスクール

私設ではあるものの「公立」の学校のことを言います。

その点、同じ、私設でも日本でいう「私立」(プライベートスクール)とは

ちょっと異なります。

しかし、各学校で独自のカリキュラムや教育方針があり、

いわゆる市の教育員会の基準・スケジュールには沿わず、

何もかも自分たち「独自」で運営されているので、

そこは「私立」と同じです。

 

ニューメキシコ州では

チャータースクールは学費が「無料」です。その代わり入学は抽選。

プライベートスクールはめっちゃ高いです。

入学はその学校により入試的な面接とかあったり、なかったり。

パブリックスクールはもちろん「無料」で、

申請すれば学区内の子ども誰でも入れます

 

新しくできたチャータースクール、

先日、学校説明会に行ってきました。

実はこの学校、私の犬の散歩コースにあり、一昨年までは

企業が入っていた平屋の大きな建物に設立されました。

昨年、スクールとしてオープンしたとは聞いていたものの、

校庭もないし、外観もオフィスみたいだし、

あまりいい印象がありませんでした。

 

説明会で中に入ってみると、思った以上にきれいで

教室もちゃんと整っている。

校庭も昨年末までにようやく、工事が終わり、

柵で覆われたバスケットボールコートと遊具が出来上がっていました。

教育ポリシー・システムはとてもユニークな印象を受けました。

 

説明・見学をして懸念点が2つ。

①今後どこか別の州に引越しをする可能性がある我が家にとって、

 このユニークなカリキュラムから転校先の学校に娘が順応できるのか

②授業の時間(8時~2時半、金曜日は1時半まで)

1ヵ月半ごとに学期が終わるのでそれ毎に2日の休みがあり、

週末合わせて4連休になるという親(主に私)の負担

 

ただ、私はアメリカで学校に通ったことがないので、

正直、検討するにも基準がない。

 

そこで、説明会には夫も一緒に行ったので、

どうするべきか夫と話し合いました。

夫は逆にチャータースクールが気に入ったようでした。

 

大きな理由は二つ。

パブリックスクールじゃないので、いわゆる「悪童」を退学させることができる

 (チャータースクールには悪いことをするとポイントがたまり、20点になると退学というルールがありました)

②少人数制のクラス(公立は24人~28人程度に対して、15人~18人)

 

アメリカのパブリックスクールに通った夫の声を優先して、

チャータースクールに申込み、抽選の結果を待つことにしました。

結果が出るのは3月中旬。

もし、入れなくても公立学校の評判も悪くないし、

あまり期待しすぎずに待つことにします。

 

ほんとに細かいこと言い出すときりがないほど、

本の学校といろんなことが違うアメリカの学校システム。

一つ一つ、クリアにして、私も順応していかなければなと思います。

これはチャータースクールダメだった時に通う予定のパブリックスクールのHPの写真。
馬のマスコットとか、子どもたち食べてるランチとか、
いろいろ日本とは違ってツッコミどころ満載