突然ですが、アメリカは今、夏休み。
州や学校により、バラバラですが、
大体6月~8月が夏休み期間のようで、
どこの親も、夏休み期間中の子どもが過ごす場所として
様々なイベントやサマーキャンプなどを各自で探すようです。
頭とお財布が痛いところ。
日本人の親の場合、その期間に一時帰国して
日本の学校に通わせたりする人も多いみたいです。
アメリカの学校って、日本と違って本当に公共性・公平性がないというか、
お金があること、親がちゃんとしていることが
そのまま子どもの教育に直結してしまうなとつくづく思います。
日本も、最近はそうなってきてしまっているようですが、
それでもアメリカに比べたら、学童があったり、色々、サポートがあるなと思います。
ヨーロッパの国々だと、男女平等、共働きが当たり前になりつつあるようですが、
アメリカは、夏休みが長かったり、学校が早く終わったり。
そして、学校がない時間はとてつもなく高いお金を払って、
アフタースクールやデイケア、シッターを雇わなければいけないので、
共働きで働いても、その分その費用で飛んでいく…。
だから、片方の親(大体は女性)が仕事を辞めて専業主婦になる、
そんな家族がとても多いようです。
アメリカって進んでいる国だと思いきや、
そこら辺は日本のほうがとっても進んでいます。
我が家も、アメリカの保育園やプリスクール(幼稚園)が高いことは知っていたので、
義務教育が始まる5歳までは、家庭で私が子供の面倒を見て、主婦をするかどうするか
こちらに来てから様子見で決めよう、と話していました。
娘は日本で、朝8:30~夕方5:30まで保育園に毎日行っていたのですが、
こちらに来てから、毎日、私と二人。
環境の変化もあり、かなり不安定になり、
また、毎日、エネルギーが有り余ってしまっています。
そして、私も元々、主婦をするタイプではないので、正直、毎日つらいです…。
夫と話して、やはりどこかに預けよう、という話になりました。
6カ所ほど、インターネットで候補を探して、
コンタクトしたものの、夏休み期間で返答があったのは3カ所のみ。
・1カ所目。非営利のプリスクール。9時~2時でお弁当とスナック持参。
週3日~週5日の選択式。週5日で690ドル。保護者も協力するスタイル
追加料金で申し込めば、放課後のお預かりも可。
少人数のスクール。
・2カ所目。大きなプリスクール。9時~18時までの間で6時間以下か以上か。給食。
週5日、6時間以上で1080ドル。
数学、科学、言語などの教育に力を入れている人気のスクール。
かなり”学校”。
・3カ所目。大きなクリスチャンスクール。
3カ所目は、かなり宗教的だったので、詳細を聞く前にキャンセル。
1カ所目か2カ所目かで悩んだものの、私もまだ仕事をしていないので
1カ所目のスクールにすることにしました。
しばらく前に、見たアメリカ在住18年の日本人YouTuberさんが
”アメリカでは、子供の学校や送り迎えは子供が免許を取るまで親の仕事。
夏休みなどもある。
日本での子育てと比べて
とても面倒だけど、その分、子どもと過ごす時間が長くて、濃厚な気がする”
と言っていて、こちらに来て、その意味がなんとなく分かりました。
決めたプリスクールは日本の幼稚園と同じで
入学前にトイレトレーニングが済んでいることなどが入学条件です。
ほぼ、おむつ外れていたのにアメリカに来て、またおむつに戻ってしまった娘。
この夏で、トイトレ済ませて、私も入園までの母娘の濃厚な時間、頑張り…いや、
楽しみたいと思います。